一戸建てを建てたいけれど土地はどう探せばよい?
一戸建てを建てるためには土地が必要です。しかし、土地が何坪余っているのか?土地の値段はいくらなのか、中々素人が探すのは難しいです。そこで今回は土地の探し方を紹介します。
土地の探し方は大まかに分けて3つあります。
1つは、市役所の区画整理事業を確認することです。区画整理とは、都市計画の一環で地域が都市として機能するように、道路や公共建物を建設する際の土地を整理する事業のことです。この区画整理は公共事業のため市役所に問い合わせれば情報公開してくれます。必ずというわけではありませんが、家を建てたい地域で区画整理を行っている場合、土地が空いているので要チェックです。
2つ目は『自分で探す』方法です。意外にも自分で土地を探したという方も多くみえます。しかし、何も情報が無いまま、土地を探すのは疲れます。そこで1つポイントを紹介すると、都会すぎず田舎すぎない場所を散策することです。すると、空き物件が取り壊されていて、土地が空いていることもあります。東京のような一等地は、そもそも土地の購入自体が難しく、さらに土地が狭いため空き地が少ないのが現状です。一方、田舎すぎる土地は、比較的安く購入することが可能なものの、古くからその土地を守っている地主の方がいらっしゃるため、土地が私有地であることが多いのです。一方、都会でも田舎でもない地域の土地は、比較的手が出しやすく、一般の方でも購入しやすいといえます。
3つ目は、不動産屋さんへ相談することです。不動産屋では土地の取引を専門に行える宅地取引者と呼ばれる専門家がいます。当然、土地の売買だけではなく、今どこの土地が空いているか?という情報を持っています。手数料が発生する場合が多いですが、自分が満足のいく土地を探してもらいやすい傾向にあり、おすすめです。
結論
以上、3つの方法を紹介しましたが、探し方のポイントとして、まず不動産屋に相談します。
その後、区画整理を確認して、最後に自分で土地を探してみましょう。最初に自分で土地を探そうとしても、どこへ探しに行けばいいかわからないからです。その点、不動産へ相談に行った後ならば、どこに空き地が多くあるか、情報を手に入れた後ですので、上手くいけば思った以上の土地に出会えることがあります。
土地探しというのは、良い建物の設計と同じくらい重要です。日照や構造的な良い地盤、風水に至るまで関係してきますから、じっくりと選んでいきたいですね。